一周つなげたデザインを作りたいときは
つなぎ目部分の仕上がりにご注目を
おすすめはデボス加工
上下に枠線を引いたり、五線譜のデザインにしたりと「デザインがぐるりと一周つながったデザイン」は、円形のリストバンドにおいて人気のあるデザインです。
こうしたご要望にお応えするとき、ロケットリストバンドではデボス加工での制作をおすすめしています。
デボス加工のリストバンドなら、一周つなげたデザインが最もきれいに仕上がるのです。
つなぎ目部分のゆがみが気になる方は幅5mmほどのスペースを
ただ、知っておいていただきたいのは、デボス加工の金型を作る際には必ず「つなぎ目」が発生してしまうということ。
写真の紫色の部分が金型のつなぎ目です。線が少しゆがんでいるのがおわかりになるでしょうか?
このつなぎ目があるために、完成したリストバンドにも、どうしてもゆがみや線のブレが発生することになります。
これぐらいなら気にならない、という方は、そのまま一周つながったデザインをご注文ください。
こうした線のゆがみを避けたい方は、一周きっちりとつなげてしまうのではなく、幅5mmほどのすき間をもたせたデザインにしてみてください。ちょうど線のゆがみを避けて制作することができます。
シルク印刷、エンボス加工なら一周つなげきらないデザインを
シルク印刷、エンボス加工で一周つながったデザインを作りたいという方もいらっしゃいますが、基本的におすすめしていません(特にエンボス加工はおすすめしていません)。
上述したデボス加工における線のゆがみよりも、さらに目立ったゆがみが発生してしまうためです。
イメージとなりますが、こちらの画像はシルク印刷で一周線をつなげたときのサンプルです。線がきちんとつながっておらず、しかもこうしたつなぎ目がデザインによって1~3箇所発生してしまいます。一つずつ手作業で印刷をするため、ズレなくキレイに印刷がされる個体がある一方で、「つなぎ目がズレる」「つなぎ目に隙間が開く」「つなぎ目の色の差を感じる」ものが混ざることが想定されます。
エンボス加工もデボス加工同様に金型を作りますが、つなぎ目のゆがみはデボス加工以上にガタつきが目立つものとなります(つなぎ目は1箇所)。
シルク印刷、エンボス加工で一周つながったデザインを作りたいと思う方は、線をつなげきらず、幅5mmのスペースを確保すると問題なく制作することができます。
シリコンリストバンド商品詳細はこちらから
デボス加工(凹み)シリコンリストバンド
シルク印刷シリコンリストバンド
エンボス加工(凸)シリコンリストバンド